1-3. 学生の会社に対するイメージと実際の仕事

鈴木:

これは余談かもしれないけど…。僕もMBA に来て、この夏にインターンをするのね。で、インターンをする時って、その普通に就職活動と同じようなプロセスを踏んで、応募して、まぁネットで応募して、で、面接をして、まぁ電話面接があったり、面接をしたり、まぁ僕の場合はボストンに行って面接を受けたんだけど。その時にそこの、こう、会社、色々な会社から応募してくださいってメールが来たり、案内が来る中に前にいた会社のメールがあったの。

山下:

あぁそうなんですか

鈴木:

それを見る限り、すごいなこの会社、グローバルで活躍していて、こんなことも若手に任せてくれて…みたいな感じで書いてあるけど、実際に中に入って働いてみたことがある人からすると、これってきれい事だよねって言うことがすごいたくさん書いてあるのね。

山下:

あぁ、そうだと思います…。

鈴木:

だから本当にそれを見ただけで、入っ…面接を受けて入っても、実際こんな仕事任せてもらえないじゃんとか、泥臭い仕事ばかりやらされてばっかりするので、そこを分かって就職する人はいいけれども、すごいね、そこは会社側のPR の仕方っていうのが、すごく難しいと思う。かと言って、言わなかったら、優秀な学生、来てくれないし…。例えばね、営業職って「営業職をします」って募集するとあんまり募集がなくて、コンサルティング営業って書くと募集がたくさん来る…。

山下:

あぁーー。そうなんですね。

鈴木:

あのぉー…、書き方一つで、学生って結局イメージでしかその会社を見てないので。

山下:

そうですね。特に今、マスコミの影響がすごく強くて、CM 等でやって…CM をやっている企業とか、やはり学生は企業を知っている数が少ないんですね。企業の数が…なんで…、本当に「自分の知っている企業」=「有名企業」であったり、「いい企業・優良企業」だと思ってしまうんですね。で、実際のファイナンス状況とかは一切、まぁ分からない、知らないんです。

田中:

そこまで知らないですよね。

山下:

そこまで調べないので。で、入ってから、恐らく気づくんですね。こういう仕事をやってたんだとか、実際に思っていたことと違うとか。で、おそらくそういうさっき言ったようにそういったことのギャップが生まれて、辞めていく生徒が…あぁ人が多いかと思うんですけど…

© 2009 University of Washington. All rights reserved.