1-5. 鈴木さんの就職活動

田中:

ちなみに鈴木さんは一般的な就職活動をされています?

鈴木:

一般的だと思いますよ、僕は。

田中:

どんな感じですか?

鈴木:

普通に大学4 年生…僕の時はどれぐらいだったかなぁ…だい…本当に1 月・2 月ぐらいから説明会が始まって、応募して、でー、3 ・4 ・5 …6 ぐらいまでかなぁ…面接受けて、6 ぐらいまで面接受けていたと思います。僕…が最終的にその内定をもらったところは、留学して帰って来てから就職活動をしたところなので、帰って来たのが6 月中旬くらいで…

田中:

そうであれば、けっこうスタートが遅い方ですよね? そうでもないですか?

鈴木:

うん遅い遅い。

田中:

そうですよね。

鈴木:

だから僕が、その留学する前の4 年生の時、僕4 年生を2 回やっているんですけれど、留学する前の4 年生の時、留学するかどうか分からなかったから普通に就職活動して、その時は、本当にだからみんなと一緒に2 ・3 ・4 ・5 ・6 ぐらいに面接とか試験とかばぁーっと受けて、内定もらったところもありましたけど。

田中:

何社ぐらい受けました?

鈴木:

どれぐらかなぁー…? 10 社か15 社ぐらい…? 葉書とか出していた気がする。何か、あの時って、…今はどうか分りませんけど、年末ぐらいから、もぅ家帰るとポストにどんどんどんどん入っていて

山下:

来ます、来ます。

鈴木:

次から次に何か送らないといけない葉書がこう山積みになっていく感じで…

田中:

資料請求とかですよね。

鈴木:

資料請求してなくても、来てたような気がしますね。

山下:

んー、や、来ていますね。実際、来ました。

鈴木:

で、それで返事したり、後はネットで応募したりして…かな。僕、大学は仙台だったので、東京…の人からするとその説明会とか少なかったと思いますよ。東京はやっぱり開きやすいと思うんで。

田中:

就職活動する時、業界はもう絞られていましたか?

鈴木:

絞ってないなぁ…。絞ってないけど…、

田中:

えぇ

鈴木:

金融には興味あったけれど、銀行には行きたくないとか…

田中:

アハハハ…、それは何でですか?

鈴木:

銀行って、成長できないだろうって何となく感じてたんですよね。

田中:

あー…なるほど…

鈴木:

今、まさにそういう状況になっていますけど…

田中:

先見の目があったんですね。

鈴木:

あの…、かなぁ? 多分、就職活動する時に、こう考えることって、今自分が何をやりたいのかなぁってことと、他のやつらと一緒でいいのかなっていうことを多分考えると思うんです。例えば同じところに就職できればいいという時代ではもうなくなっていると思うので、自分をどうやったら他の…こう友達なのかもしれないし、同じ学校の同じ学部にいる人達かもしれないし、どう差別化するのかなっていうのを考えている人は、多分1 年生から何かアクションしていると思うんです。で、していない人は、面接に行って同じことしかしゃべらないです。バイトしていました、サークル活動をしていましたっていう…。そこを差別化できる人っていうのは、就職活動ですごい有利になると思いますよ。僕が8 年会社で働いていて、最後の方は、一次面接とか担当していたんですけれど、もうすごく差が出るんです、それで。ここをこういう風にやって来たから、今この会社を受けているんですっていう人と、「学生時代に何がんばりましたか?」って言うと、ほとんどの人はバイトとサークル…

田中:

同じことを言うんですね

山下:

んー。

鈴木:

というのとは…別にバイトとサークルが悪いっていうわけではなくて、そこで何をちゃんと目的にやっていたのかというのを明確に言える人っていうのは、もぅ話せば…5 分話せばだいたい分かる

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