1-7. 会社を決める際のポイント
田中: |
さっき山下さんにも聞きましたけど、鈴木さんは、その…会社を選んだ理由、決定的な理由って何でした? |
鈴木: |
んー…。成長…しそうな会社? |
田中: |
何をもってそれがわかるんですか? |
鈴木: |
社員…でもそれって先輩とか社員の人とか、後はその会社…のこれまでの歴史とか見ると何となく分かると思いますよ。あと、しゃべってみると大体分かると思う。会社の… |
田中: |
会社のー先輩とかに? |
鈴木: |
会社の先輩とかに |
山下: |
それはすごくいい考えだと思います。 |
田中: |
んー。 |
鈴木: |
後はそれなりにね、あの、しっかりした会社じゃないと…。まぁ、学生時代にそこまで考えていたかどうかは分からないですけど…。会社の大きさとか…ってけっこう大事かな? 若い時は特に。 |
田中: |
ふーん、でも…その時ってそこまで…調べてます? 調べました? |
鈴木: |
あぁ僕はねぇ、留学して帰って来た時はそんなに受けなかったので、これ本当にこう…その時だから、6 月から就職活動始めたから、6 月ってほとんど終わっているでしょう? |
田中: |
えぇー。 |
鈴木: |
だから通年採用っていうのをやっている会社だけだった。あと、外資系。外資はまぁそういう概念がないので。だから、その時受けたの7 社もないなぁ、多分5 社ぐらいかなぁ。受けた中では、その5 社しか選択肢がなかったので、けっこう調べてみて、本当にあの…話すと、本当に分かると思います。 |
田中: |
私も…教育業界のその会社とあともう一つ印刷業界で、あの内定をもらったんですけども、けっこう…全然業界が違かったんです。ただどっちも自分のやりたいことではあったんですけども、やっぱり何が決めてかって言うと、あのー、社長の話ですごく共感できるところがあったのと、やっぱり社員の魅力。一緒にこの会社で働いて、自分も成長できるんじゃないかっていうのが強く感じたのがやっぱり教育業界の方だったので。でもよく考えると、その時はあまり、その労働条件云々カンヌンというのは、私は調べなかったんですけど…。 |
鈴木: |
労働条件ってあまり関係ないかな… |
田中: |
うーん、でもまぁそれは…、けっこうま、大事と言えば大事じゃないですか? |
山下: |
労働条件って、福利厚生ですか? |
田中: |
福利厚生から…ま、給与面とかそういう色々なこと… |
山下: |
あぁ… |
田中: |
ただどうしても、大学生で、まぁ初めて就職する時って、どちらかと言うと、まぁパッションじゃないけど、そういう気持ちの問題の方がすごく強いので、 |
鈴木: |
気持ちだろうね。 |
田中: |
自分が何をしたいのか、何ができるのか? まぁでも、入ってみて、あの外れではなかったんですよ。(XXXX) |
鈴木: |
結局、そうやって思って入った会社は、 |
田中: |
えぇ。 |
鈴木 |
みんな成功だと思うんだと思うんですよ。それがどの会社だったとしても、結果として、自分がそう思える、自分がそういう判断をしてその会社を選んでいる訳だから。 |
田中: |
そうですねー。 |
鈴木: |
何かこう自分の想像と違ったところがあっても、自分が判断した結果だからって思えば、それをプラスに考えていけるんだと思います。 |
田中: |
そうですねー。 |
山下: |
そう思えれば、確かに。 |
田中: |
だから中にはギャップがあって辞めてしまう…あのー学生さんっていうか…新卒さんが多いのは、それがやっぱりよく分かってなかったっていうことなんでしょうねぇ。 |
鈴木: |
そう…そこはねぇ、難しい。難しいけど、僕はー、僕は個人的に思うのは、あのー、どれだけいい上司と巡り会えるのかっていう。 |
田中: |
それはすごく大切ですね。 |
山下: |
んー。 |
鈴木: |
どんな会社でも、その最初に入った、最初の1 、2 年一緒に色々教えてくれる上司がどういう人かによって、会社に対する考え方とか仕事に対する考え方とかっていうのを、ま、本当に会社って宗教みたいなものだから…。価値観を全く変えさせられるので、上司の考え方によると思いますね。 |
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