2-4. 日本人留学生がアメリカに残って就職する場合: 就職活動の時期と職種
早水: |
えーと…そうしましたら、その日本に帰って就職する学生に対して、逆にそのー、アメリカに残って就職したいという、ま、学生...とは、えーと、今、今お話していただいたことで対比すると、どのような違いがありますか? |
小林: |
えーと、日本の留学生でアメリカに残って働きたいという学生さんですか? |
早水: |
はい、そうです。 |
小林: |
違いですか? |
早水: |
はい。 |
小林: |
えーと、違いというと… |
早水: |
まず、業界・業種から、後はその就職活動の時期…についてですけど。 |
小林: |
まあ、就職活動の時期については、あのアメリカって新卒採用がないですから、ポジションあっての採用になるので、まあいつだってことはないんですが、やはり、卒業ギリギリですよね。例えば日本のように 1 年前に就職決まって、でー、アメリカの企業だったら 1 年後どうなっているか分からないですから、そんなことありえないですよね。だから大体、アメリカの子って、働きたい子達は OPT を申請していて、それで、あの卒業のま、 1 ヶ月前からこう色々と見始めて、実際にアプライをするのは、本当に卒業ギリギリぐらいですよね。うん。そこは違うと思います。で、実際にまぁ今まで、私とか、アメリカに残って就職できた子を見ていると、 2 つにあのー、大きく分かれると思うんですけども、一つはその何か専門的なものを持っている。えー、エンジンニアリングのディグリーを持っていたりとか、まぁ会計系でしょうか。まぁそのようなディグリーを持っていて、本当にあのー、まぁ日系企業に行く子達もいるんですけれども、そのままアメリカの企業にもう本当にネイティブスピーカーと変わらない立場で入っていくっていう子達もいます。やっぱり専門性を持っているというのは強いですよね。で、あともう一つのグループの子達っていうのは、まぁそのディグリーが、えー、文系の子…いわゆる文系の子に多いんですけども、もう職種は問わないと、給与も問わない、ロケーションも問わないと…とにかくアメリカに残りたいということで、まぁいろんなこう可能性を探って、で、まぁ、あのー、見ていると、やっぱりこう営業セールス系。日系の企業に向けて営業セールス系とか、あとはそのー、中西部であれば沢山日本の企業って、まぁ製造業ってありますから、そこでアドミなんかをやっている子なんかもいますね。 |
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